全米優良NPOに学ぶ、次世代型マネジメント
2012.6.25
ダントツ 2012/06/25配信号
全米優良NPOに学ぶ、次世代型マネジメント
国際イメージコンサルタント・
大森ひとみ先生が、
世界的組織で経験した重要なこと。
拙著『2022』で、私は 「会社がなくなる!」と書いた。
では、なくなったあとは、どうなるのだろう?
その組織像が、このインタビューにあると言っても過言ではない。
次なる時代の組織とは ―
● 幹部は、全員ボランティア。だが、非常に高いモチベーション。
● トップは任期2年。透明性の高い人事。
● カリスマ的な個人がいなくても、次々とリーダーが育つ集団カリスマ組織。
● 堅牢な収益基盤。厳密な運用で、バランス感覚に秀でる組織内教育。
こうしたアメリカNPOの内部事情を知ってしまうと・・・、
晩年のほとんどをNPOの養成に捧げたドラッカーの魂は、今も、ますます成長していることが、手に取るように分かる。
「公益法人」の看板を上げながらも、内実は、私益の追求であり、理事を動かす黒幕がいるような、権謀術数だらけの日本の組織。社会的使命を掲げながら、結局は、立ち上げた当事者の影響力が及ぶ範囲までしか発展できない日本のNPOとは、大きな違いである。
本当に悔しい。またもや、アメリカに差をつけられている。
しかし、 キャッチアップはまだ十分に可能だ。このインタビューで明らかにされている組織論を、われわれが学び、発展させれば、レベルの高いリーダーたちを多数、育てられるはず。
さらには、強い自治を経験した者たちが集えば、まともな国を築くことにも発展していく予感すらある。
ドラッカーの日本に対する期待を成就する方向性が、ここにあるかもしれないと私は思っている。
ぜひ、新しい組織のカタチに興味あるすべての人に聴いていただきたい。
「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。
トップマーケッター神田昌典の、過去20年を超えるノウハウ宝庫「実学M.B.A.」を
まだ体験されていないなら、いまなら無料(0円)でお試しできます